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カスタマイズのポイントこれがカスタマイズ(BTO)のキモ! デスクトップ編独断と偏見で決定してみました。 ■ パーツの重要度ランキング
下が「親方」の考えるパソコンのパーツの重要度とその要素のランキングです。
なぜ「CPU」が一番じゃないのと思う方も多いとおもいます。 1. 「チップセット」の型番と「CPUソケット」
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CPU |
メモリ | ビデオカード | HDD | |||||||
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チップ セット名 | HT | FSB | ソケットと対応CPU | メモリ タイプ | 最大 メモリ |
DM * | G * | AGP * | PCIE * |
HDD * |
1.フラッグシップモデルに採用 2006年登場 | ||||||||||
Intel製 975X | ○ | 1066MHz 800MHz | (LGA775) Pentium ExtremeEdition 840〜965 Pentium D 960 〜 805 Pentium 4 672 〜 630 | PC2-5300 (DDR2 667) PC2-4300 (DDR2 533) PC2-3200 (DDR2 400) | 8GB | ○ | X16 | SATA IDE | ||
2.ハイエンドモデルに採用 2005年登場 | ||||||||||
Intel製 945G | ○ | 1066MHz 800MHz 533MHz | (LGA775) Pentium D 840 〜 820 Pentium 4 3.72GHzEE 〜 3.4GHzEE Pentium 4 660 〜 630 570J 〜 520J 560 〜 505 3.8F GHz 〜 3.2F GHz Celeron D 345J〜325J | PC2-5300 (DDR2 667) PC2-4300 (DDR2 533) PC2-3200 (DDR2 400) | 8GB | ○ | ○ | X16 | SATA IDE | |
3.標準モデルに採用 2004年登場 | ||||||||||
Intel製 915G | ○ | 800MHz 533MHz | (LGA775) Pentium 4 3.72GHzEE 〜 3.4GHzEE Pentium 4 660 〜 630 570J 〜 520J 560 〜 505 3.8F GHz 〜 3.2F GHz Celeron D 345J〜325J | PC2-4300 (DDR2 533) PC2-3200 (DDR2 400) PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) | 4GB | ○ | ○ | X16 | SATA IDE | |
4.激安モデルに採用 2003年登場 | ||||||||||
Intel製 865G 採用モデル減少 | ○ | 800MHz 533MHz 400MHz | (Socket478) Pentium 4 3.4GHzEE〜 2.4A GHz Celeron D 345〜315 Celeron 320〜315 Celeron 2.8GHz〜2.0GHz | PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266) | 4GB | ○ | ○ | X8 | SATA IDE | |
SiS製 SiS661 (865G該当) | ○ | 800MHz 533MHz 400MHz | 865Gと同様 | PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266) | 3GB | ○ | X8 | SATA IDE | ||
VIA製 PM800 (865G該当) | ○ | 800MHz 533MHz 400MHz | 865Gと同様 | PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266) | 4GB | ○ | X8 | SATA IDE | ||
5.激安モデルに採用 (ビデオカード用AGPスロット無し) 2003年登場 | ||||||||||
Intel製 865GV 採用モデル減少 | ○ | 800MHz 533MHz 400MHz | 865Gと同様 | PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266) | 4GB | ○ | ○ | SATA IDE |
955 | 新フラッグシップモデル |
945 | 新ハイエンドモデル |
925 | 旧フラッグシップモデル |
915 | 旧ハイエンドモデル |
865 | 標準モデル |
845 | 激安モデル |
2005年5月「デュアルコアCPU」「Pentium D」が発売され「チップセット」「945」「955」が登場しました。
「945」「955」は既存の「Pentium 4」も搭載することができます。
しかし当初の予定と異なり「915」「925」は「Pentium D」を搭載することができなくなりました。
これにより「915」「925」はアップグレードの限界が露呈してしまいました。
「945」はFSB 533MHzに対応することで 「915」を、
「955」はFSB 800MHzに対応することで「925」をリプレスしていく可能性があります。
なにも最初から「945」「955」に「Pentium D」を搭載する必要もないわけです。
近い将来「915」「925」が消えて下の4種類に整理されるかも。
955 | フラッグシップモデル |
945 | ハイエンドモデル |
865 | 標準モデル |
845 | 激安モデル |
955 | フラッグシップモデル |
945 | ハイエンドモデル |
915 | 標準モデル |
865 | 激安モデル |
975 | フラッグシップモデル |
945 | ハイエンドモデル |
915 | 標準モデル |
865 | 激安モデル |
「メモリ」の容量こそパソコンを快適に使う要諦です。思い切って「1GB」の搭載を
考えてみましよう。
最低でも512MB、できれば増設に備えて512MBの1枚を選択することをおすすめします。
Microsoft の次期「OS」開発名 Longhorn (ロングホーン)の推奨メモリは「1GB」だそうです。
2006年06月補足
「Windows Vista」(開発名ロングホーン)は推奨メモリ「メモリ」512MB以上となっています。推奨とは
「OS」は快適に動くけど「他のソフトを動かした時はしらないよ」という意味です。
メモリは「1GB」時代を視野に入れておきましよう。
クロック周波数が高い「CPU」ほど高性能ですが消費電力も増大します。
「プレスコット」コアの「Pentium 4」の消費電力は100Wを超えています。
これは「Pentium M」の3倍になります。
発熱を押えるために巨大なファンを必要とし、それがパソコンの騒音の原因ともなっています。
発熱の問題が解決しないので4GHzの「Pentium 4」はでないのではないかともいわれています。
(実際「Pentium 4」は3.8GHzの「570」で打ち止めです。当面2次キャッシュを倍の2Mにして性能を確保)
現在販売されている「CPU」の性能はなにをえらんでも十分に高速です。
(動画のエンコードなどは別ですが)
インテル(R)が「CPU」の性能表示をクロック周波数がら「プロセッサ・ナンバ」に
切り替えたことは象徴的なことだと思えます。
「CPU」のグレードを落としても大容量「メモリ」の搭載をおすすめします。
「プレスコッド」コアの 「Pentium 4」 の
「CPU」の取付け規格である「ソケット」は現在「Socket 478」と「LGA775」の製品が混在しています。
今後は「Socket 478」から「LGA775」に移行していきます。
「CPU」の長期的アップグレードを考えている方は「LGA775」対応製品をおすすめします。
「LGA775」には「チップセット」「915」から対応しています。
2006年06月補足
2006年秋には「Pentium」ブランドの後継「Core 2 Duo」ブランドが登場し本格的な「デュアルコア」時代への移行が
はじまります。消費電力と性能のバランスを目指した製品を目指すようです。
通常の用途なら40GBもあれば十分です。
動画を保存するユーザーは250GBくらい必須です。
「ハードディスク」の大容量化によるバックアップ作業の簡略化には
「RAID 1 」が有効です。
「チップセット」「915」から簡単に「Serial ATA」 の「ハードディスク」を使用して
「RAID」が組めるようになりました。大容量の「ハードディスク」の搭載とバックアップを
考えている方は「RAID」を検討してみてください。
2006年06月補足
「ハードディスク」の「Serial ATA」への移行も進んできました。動画保存にこだわらなければ
80〜160GB程度で十分です。(40GBて十分なんですが、40GBの製品が少なくなったので)
「ハードディスク」と卵は物価の優等生です。
Windows Vista推奨スペック
CPU | 1GHz程度 |
メモリ | 512MB |
ビデオカード | DirectX 9対応 |
パソコンはまず「チップセット」を選んで
「メモリ」に先行投資しましょう。
「CPU」より「メモリ」を優先するのは、
「CPU」は「メモリ」より価格の下落が激しいからです。
「メモリ」は購入後もあまり価値が値下がりしませんが、
(逆に生産量と消費量のバランスでによって高騰することすらあります。)
「CPU」は新製品の登場による改定で価格が劇的に
値下がりしてしまいます。1年で半額程度になる製品もあります。
パソコンの3年後の中古買取価格が、車とは比べものにならないくらい低い
理由も主にここにあります。
「CPU」は比較的自分で交換しやすいパーツですので後から「CPU」を
交換してパソコンを延命させるのがおすすめです。
購入検討時には手の届かなかった「CPU」も2年後には楽に手が届く価格になっている
可能性は高いといえます。
搭載できる「CPU」のグレードの上限を決めるのが
「チップセット」です。
それで「チップセット」を第一に考えることをおすすめします。
2006年06月補足
2006年秋には「Pentium」ブランドの後継「Core 2 Duo」ブランドが登場します。
ソケットは「LGA775」ですが現行のチップセットでは動作しません。「Core 2 Duo」用の「96x」が必要です。
「915」に続いて「945」「975」も拡張性の限界が露呈してしまいました。
2006年7月の補足
「限界が露呈してしまいました」と書いたばかりなのですが、
現行の「チップセット」も「Core 2 Duo」はサポートされるようです。「Core 2 Duo」発売以前の製品は
マザーボードのBIOSアップデートが必要になるとおもわれます。
「Core 2 Duo」のFSBは1066MHzが主流なので「915」以前の「チップセット」では搭載できる「Core 2 Duo」
「CPU」はFSB800MHz製品に限られます。
とりあえず「Pentium D」のサポートで「915」が放棄されたような悲劇は回避されたようです。
「945GT」はインテルの提唱する「MoDT」(モバイル・オン・デスクトップ)用のすこし異色な「チップセット」です。
ノートパソコン用の「Core Duo」「CPU」を静音を重視するデスクトップPCにも活用しようという構想です。
発熱、消費電力の少ない「Pentium M」をデスクトップの「CPU」として利用しようという試みは以前からありました。
しかし「Pentium M」と「Pentium 4」の製品としての競合を心配したインテルはデスクトップPCでの「Pentium M」
利用に関して大変消極的だったのが実状です。
しかし「Pentium M」と「Pentium 4」を全て「Core 2 Duo」ブランドに統一することでマーケッティングにおける
製品のポジショニングの問題が解決したことになります。
インテルが「MoDT」に踏み出したことが
「TDP」(熱設計電力)こそ今後のCPUの性能を評価する重要な指標になることをアピールしているといえます。
「 直販メーカー 」別に
「 製品情報 」を見てみる。
「CPU/HDD/メモリ 店頭価格情報を価格.comで確認してみる」
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