パーツのスペック  チップセット

AMD（R)  デスクトップ 編

先に急所を押えたいたい方はPOINTへ。

■ チップセット (AMD)

AMD （R) (Advanced Micro Devices) は 「x86」 CPU市場でインテル（R）の最大のライバルです。
AMD（R) 製の「CPU」はインテル（R) 「Pentium」 ソケット互換の「K5」シリーズから発展して、 「Athlon」からは独自規格の「ソケット」を採用し、 そのコストパフォーマンスの高さで自作派から高い支持を得ています。
その製品ラインナップは「CPU」を接続する「ソケット」が3タイプあり、インテル（R)以上に複雑です。 サーバー用以外の「チップセット」を自社で発売していないので、定番「チップセット」はどれといいにくい のが困ったところです。
（特に当サイトは「チップセット」からパソコンの「スペック」を読み解くことを試みているので）
型番のばらばらなサードパーティ製の「チップセット」をわかりやすく整理するのはなかなか難題です。
AMD （R)「CPU」用「チップセット」は主に「VIA」、「SiS」、「nVIDIA」製があります。
インテル（R) 製品よりコスト面で有利なので、激安ショップブランドパソコンに多く採用されています。
「ビデオ機能」内蔵「チップセット」の採用でコストダウンをはかっている製品を中心に説明します。

AMD（R) チップセット（ノースブリッジ）のラインナップ

(最終更新日 2005/06/08)

VIA製

	CPU		メモリ			ビデオカード
チップ セット名	FBS	ソケット	メモリ タイプ	最大 メモリ	DM *	G *	AGP *	PCIE *	コメント
K8M800	-	Socket939	PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333)	2GB	○	○	X8		ハイエンド Athlon 64
K8M800	-	Socket754	PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333)	2GB		○	X8		ミドルレンジ Athlon 64
KM400	333MHz 266MHz 200MHz	SocketA(462)	PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266) PC1600 (DDR200)	4GB		○	X8		ローエンド Sempron
KM226	226MHz 200MHz	SocketA(462)	PC2100 (DDR266) PC1600 (DDR200)	1.5GB		○	X4		ローエンド Sempron

SiS製

	CPU		メモリ			ビデオカード
チップ セット名	FBS	ソケット	メモリ タイプ	最大 メモリ	DM *	G *	AGP *	PCIE *	コメント
SiS740	266MHz 200MHz	SocketA(462)	PC2100 (DDR266)	1.5GB		○	X4		ローエンド Sempron

nVIDIA製

	CPU		メモリ			ビデオカード
チップ セット名	FBS	ソケット	メモリ タイプ	最大 メモリ	DM *	G *	AGP *	PCIE *	コメント
nForce2-GT	333MHz 266MHz 200MHz	SocketA(462)	PC3200 (DDR400) PC2700 (DDR333) PC2100 (DDR266)	3GB	○	○	X8		ローエンド Sempron

*「DM」-　デユアルチャンネルメモリサポート
*「G」-　ビデオ（グラフィック）機能搭載
*「AGP」- AGPスロット（ビデオカード用）
*「PCIE」- PCI Expressスロット（ビデオカード用）

POINT

「CPU」の3つの接続ソケット規格で
「Socket939」がハイエンド
「Socket754」がミドルレンジ
「SocketA」がローエンド
と分けてみました。
「Socket939」と「Socket754」の「Athlon 64」は同じ「チップセット」を使用することができます。 とにかく「激安セカンドマシン」がほしい場合などには「AMD(R) チップセット」搭載パソコンもおすすめです。 AMD(R)「CPU」は新製品の価格下落がインテル（R）より早いのも魅力です。

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