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パーツのスペック   筐体

ノートPC編

先に急所を押えたいたい方はPOINTへ。

■ 筐体(ボディ)

実はデザインも含めて、「ノートパソコン」の筐体こそ「ノートパソコン」選びの要諦かもしれません。
「ノートパソコン」は「キーボード」の手前のスペースが「パームレスト」になっている製品が主流です。 「パームレスト」に両手を乗せてキーをタイピングする場合、 筐体の「パームレスト」部に剛性がなく、たわんだりするとタイピング中に気になってしまいます。
内部のパーツの配置によっては「パームレスト」が熱を持ち、これもタイピング中に気になる原因になります。 筐体が手と直接接触するヒューマンインターフェイスなので、なるべく製品をじかに触って購入を検討すること おすすめします。冷却ファンの音も静かな家庭で作業すると気になる製品もあります。
電車の座席で座ってひざの上で使用する場合など底面からかなりの熱が伝わってくる製品もあります。 (ちなみに「ノートパソコン」を膝に置いて長時間使用すると底面の熱の影響で男性の精子が減少するとの研究があります)
このへんは実際つかってみないと中々わかりません。 「光学ドライブ」の取付け位置、側面か正面か。各種、インターフェイスの取付け位置など自分の好みにあうか 確認することが大事です。
「光学ドライブ」が右側だと「CD-ROM」の出し入れは便利ですが「マウス」を使用する時にコードがトレイと交渉する場合があります。
「ノートパソコン」も自作できる「ベアボーン」と呼ばれる製品があります。「ホワイトボックス」 「ホワイトノート」とも呼ばれ、「MCJ」「BTOショップ」でカスタマイズ販売されています。 「ホワイトノート」の特徴は「CPU」を後から自分で交換しやすいことです。

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POINT

なるべく製品を店頭で触って確かめてみて下さい。
「直販メーカー」の「ダイレクトショップ」では直接さわって確かめることができます。
「パームレスト」部の剛性、温度、持ち上げて重さを確認するなり、 (鎖で固定されていることが多いですが)底面に手を当ててどのくらい熱いかたしかめるなりして下さい。
なるべく直に触ってみるのが一番なのですが、発熱、ファンの音など長時間使い込んでみないと判断できない部分も多く 難しいところです。筐体の材質、「パームレスト」部の塗装なども判断材料でしようか。
ノートパソコンの筐体の問題点
日本では住宅スペースの問題で、家庭、職場とも場所を取らない「ノートパソコン」が人気です。しかし 「ノートパソコン」で長時間作業するのは体に無理がかかり、肩こり、腰痛の原因にもなりかねません。
問題は「ノートパソコン」は「キーボード」と「液晶ディスプレイ」が蝶番を軸に折りたたむ構造上、両者が きわめて近接していて、作業姿勢がどうしても猫背ぎみになってしまうことです。
「キーボード」の使用感(テンキーがない、キーストロークが浅いなど)も「デスクトップパソコン」にはかないません。
仕事で長時間の文章入力等で利用する場合は「USB」で「キーボード」「マウス」を外付け接続して「液晶ディスプレイ」 との距離を調節することをおすすめします。しかしこの方法は「デスクトップパソコン」を机に置くより設置面積をとって しまうのが問題です。

余談ですが「メーカー」にはぜひ「タブレットPC」に採用されている「液晶ディスプレイ」を台座から180度回転させる機能を普通の 「ノートパソコン」にも採用してほしいものです。
本体を机の奥に向けて、本体のあった場所に外付け接続「キーボード」置くことができれば、机上の設置スペースが節約できるはずです。

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