 パーツのスペック キーボード
ノートPC編
■ キーボード
1．キーピッチ
「キーボード」の「キーピッチ」（キーの中心から隣のキーの中心までの幅）
が「デスクトップパソコン」の「キーピッチ」（約19mm）より1〜2mm狭くなっている製品があります。
特に「モバイルノート」は筐体のサイズが小さい分「キーピッチ」が狭くキーを打ちにくい傾向にあります。
「キーピッチ」が19mmあると「ノートパソコン」でも十分な操作感を得られます。
2．キーストローク
「キーストローク」（キーを打った時のキーの沈み込む深さ）も「デスクトップパソコン」の「キーボード」
よりかなり浅くなっています。
「ノートパソコン」では「キーストローク」は3mmあると満足するキータッチが得られます。
2．キーの配列
メーカーによって「キーの配列」も変更されている場合があり好みが分かれるところです。
「UP/Downキー」の位置、「矢印キー」が一段下がっていない。「スペースキー」の幅が狭い、「Enterキー」が小さいなど。
普通「ノートパソコン」の「キーボード」には「テンキー」は付いていませんが、大型の17インチワイド液晶モデル
に「テンキー」が付いている製品もあります。
「ノートパソコン」は「キーボード」の裏が「放熱板」になっていて長時間使用すると「キーボード」全体が
熱を持つ製品もあります。
POINT
「ノートパソコン」の「キーボード」は男女での手の大きさ、指の長さ太さ、女性なら爪を伸ばしているか等、個人の好みで評価が分かれるパーツです。
なるべく製品を店頭で触って確かめてみて下さい。
メモ帳を起動して文字を入力してみてください。
「直販メーカー」の「ダイレクトショップ」では直接さわって確かめることができます。
有名な話ですが、パソコンの「キーボード」のアルファベット配列は、機械式のタイプライターの配列をそのまま踏襲しています。
初期のタイプライターは、速く打鍵すると機械の反応が追いつかなくなるのでわざと打ちにくい配列を採用
して、それが現在のパソコンに定着した経緯があります。
所詮「ノートパソコン」の「キーボード」はこんなものだとの割り切りも必要かも。
「キーボード」と「液晶ディスプレイ」が近接している「ノートパソコン」では、どうしても作業姿勢が悪くなります。
「USB」接続で「ノートパソコン」に「デスクトップパソコン用キーボード」を接続して「液晶ディスプレイ」
と「キーボード」の距離を調節する方法もあります。経理処理でどうしても数字入力用の「テンキー」がほしい方にもおすすめ
の方法です。
旧IBM、現レノボの「ThinkPad」は深い「キーストローク」を持ち「キータッチ」に定評があります。
購入時に101英語キーボードを選択できる製品もあります。キーの表面にひらがなが印刷されていない分、
ローマ字入力に特化したユーザーに人気があります。
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