パーツのスペック  光学ドライブ

ノートPC編

先に急所を押えたいたい方はPOINTへ。

■ 光学ドライブ

光学ドライブも最近まで各メーカーのメディアの規格が乱立していてわかりずらいものでした。

光学メディアの規格

光学ドライブの規格

ドライブ	CD-ROM	CD-R/RW	DVD-ROM	DVD-R/RW	DVD-R DL	DVD+ R/RW	DVD+R DL	DVD-RAM
CDR-R/RW/DVD コンボドライブ	○	○	○	X	X	X	X	X
DVD-Multi （マルチ）	○	○	○	○	X	X	X	○
DVD+/-R/RW （デュアル）	○	○	○	○	X	○	X	X
DVDスーパー マルチドライブ	○	○	○	○	X	○	X	○
DVDスーパー マルチドライブ DL(+R対応)	○	○	○	○	X	○	○	○
DVDスーパー マルチドライブ DL(+R/-R対応)	○	○	○	○	○	○	○	○

メーカーの思惑で分裂した規格は 「DVD-RAM」と「DVD-R/RW」が統合して 「DVD-Multi」（マルチ）というドライブの規格ができました。
「DVD-R/RW」と「DVD+R/RW」が統合した
「DVD+/-R/RW」（デュアル）というドライブの規格もできました。
「DVD-Multi」
「DVD+/-R/RW」
これで規格は2つにまとまりました。
2つの規格両方に対応した
「DVDスーパーマルチドライブ」も登場しました。
「DVDスーパーマルチドライブ」は「DVD+R DL」（片面2層式記録）に対応している製品としていない製品があります。
さらに「ノートパソコン」では「DL」（片面2層式記録）に対応製品でも「DVD+R DL」のみに対応して「DVD-R DL」には 対応していない製品、「DVD+R/-R DL」両方に対応している製品がありますので注意が必要です。

POINT

ビジネス用途だけなら「CD-ROM」だけでも十分ですが、 最近は「DVD-ROM」で「アプリケーション」を供給する「ソフトメーカー」も増えてきました。
記録容量は「CD-ROM」サイズで十分、 「DVD-ROM」は読めるだけでいい方は「コンボドライブ」を。
「マルチ」か「デュアル」かは「DVD-RAM」が必要かどうかで選んで下さい。
「デュアル」製品は「スーパーマルチ」に押されて影が薄いです。
全てのメディアに対応したい方は「スーパーマルチドライブ DL」を選択すると どの「メディア」にも対応できて規格の心配をする必要がなくなります。
「DVD+R」に続いて「DVD-R」もDL（2層書き込み）製品が出ました。「ノートパソコン」用 薄型光学ドライブではまだ「スーパーマルチドライブ DL」と表記されていても 「DVD-R DL」に対応していない製品がありますので、「全メディア」対応を考えている方は よく注意してみて下さい。
「ノートパソコン」用「光学ドライブ」は「デスクトップパソコン」「光学ドライブ」に比べて 薄く小型に作る分、値段の高い割には「メディア」への書込み速度が遅い欠点があります。
「カートリッジタイプDVD-RAM」も使用できません。
「USB」接続で書込みの高速な「外付け光学ドライブ」を利用する手もあります。
「光学ドライブ」がUltraATA接続で着脱式になっていると、不用な場合は移動時に外して おくと重量が少しだけ軽くなります。
「光学ドライブ」が本体固定内蔵式だとドライブが壊れた場合の修理が面倒になります。
「光学ドライブ」が正面に付いている製品は「メディア」の出し入れが楽です。「光学ドライブ」が 右側面についている製品は「ノートパソコン」に「マウス」を取付けた場合にコードに当たることがあります。
「モバイルノートパソコン」は軽量化とバッテリーの駆動時間延長のために「光学ドライブ」を「USB」で外付接続する 製品が多いようです。

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